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とても良い声の、大島てるさんと

Death Culture Summit(デスカルチャー・サミット)来てくださった皆さん、ありがとうございました。

第1回目ということもあり、しかもテーマがデスカルチャー・・・一体どんな内容なのか誰もわからないはずなのにたくさんの方が足を運んでくださってました。

この日に開設されたBlack CalenderはTOCANAのサイトの中にありますので覗いてみるとなかなか楽しいです₍͘⚯̯૧₎
http://tocana.jp/i/



🔪🔥🔪🔥🔪🔥

イベントの中で私はあまりうまく話せませんでした。

リストカットしていた人と言っても死にたいと思って切っていた事は一度も無いからです。

それと、姉が14年前に亡くなっていますがそれも亡くなった日のことをいくら思い出してみても悲しかったという気持ちはそんなに大きくなかったからです。

あ、全く悲しくなかった訳ではないけどその気持ちよりも家族や親戚に幻滅した出来事の方が大きくて、あの日泣いたのは悔しかったからでした。




イベントで話した事で、わりと私の過去を知ってそうなフクダさんまでもが「えっ」って言ってたので話した事がなかったのかもしれないけど
とりあえず会場のお客さんたちもよく理解できなかったと思うしプラスワンに来れなかった人には尚更なんの事かわからないと思うので今から書きます。


嫌な事の記憶なのでちょっと曖昧にしか覚えていない部分もありますが、こんな感じでした。




私の姉は、ある日お買い物をしているとき倒れてそのまま入院して一度も意識が戻らないまま3ヶ月か長くても半年くらいで死にました。脳腫瘍でした。
いわゆるヤンキーで学生時代にはクラスの男子を骨折させたり、カバンに鉄アレイを入れていたり、元気な人だったので病気とか死とは無縁だと思っていました。


私は当時一人暮らし1年目で函館の製菓の専門学校に通っていて、学校に連絡が来て急いで帰る事になったのですが、当時のバイト先のマネージャーが空港まで車で送ってくれたりメールやら電話で気にかけてくれて落ち着くまで世話をしてくれました。ちょっと好きでした。(その人は私が東京に出た年に、テレビゲームをしたまま死にました。くも膜下出血でした。)


姉の家に行くと、当たり前だけど姉は動かなくてすごく痩せてて髪の毛がほとんど抜けていて、その姿をみてみんなが泣いたり名前を呼んだりして、雰囲気は悲しかったです。

でも姉の側を離れるとけっきょくはお金の話をしていたり、姉はブランド物が好きでたくさん持っていたのでそれが欲しいだとか売るかとかそんな話をしているのが聞こえていました。


私は今ではよく喋ったり人前で裸にもなっちゃうちょっとオープンぽい性格ですが昔から家族や親戚といるとぜんぜん喋らないし笑わない子だったのもあり、大人になってもやっぱりその親戚たちの集まりの中では1人で居ました。ずっと携帯でマネージャーとか当時の彼氏とメールのやり取りをしていました。

何日間か滞在してる間にお葬式などが終わってみんなでご飯を食べている時に、従姉妹が突然「そういえばなんであんたは生きてるの?」と私に言ってきました。
「お姉ちゃんは死んじゃだめな人だった(子供たちがいるから)。あんたは居ても居なくても変わらないんだから、あんたが死ねばよかったのに。」と。
別の従姉妹やおばさんたちはクスクス笑い
それを聞いていた私のママも「そうだよねぇ(;_;)(しくしく)」と言って私の事を庇ってはくれませんでした。
ママはそーゆー人です。
昔、パパとの離婚が決まった時も、親権は「そちらに」「いえいえ、そちらこそ、どうぞ」「いえいえ、どうぞどうぞ」と譲っちゃうような人でしたから。


あとは特にその場の話には触れてこなかったけど、おじさんたちとお酒をのんでヘラヘラしてる従兄弟のお兄ちゃんも気持ち悪かった。その人は私が4〜5才の頃にお昼寝している私の体にちんちん擦り付けて精子を出していたような人です。

私は本当に感情が出せなかったのかそーゆーのされても全然泣かなかった。もしかしたら今よりも根性あったのかな。
むしろ、おかしいことをされている(というのはわかっていた)ので、おばさんに従兄弟のお兄ちゃんが怒られないか気づかってしまっていました。

とりあえず従兄弟も従姉妹もみんな私より年が上なのですが、1番小さくて全然喋らない私には何をしても何を言っても平気と思っていたようです。



この日以来、北海道へは帰ってません。(東京2年目くらいで函館に遊びに行ったことはありますが実家の方へは行ってないです。)

たまに「親が心配してると思うよ」とか言われますけど、そんな訳ない(笑)
帰りたいとも思わない。
本当に血の繋がりがある人たちのことが好きじゃない。

私もいい年なので、Facebookなんかを見ていると、たまに帰省していたり親に感謝してることを投稿してる人たちを見て、やっぱり家族とか大切にできる人の方が平和で羨ましくも思うけど、世の中には変な家庭変な親戚ってあるもんで、たまたま私はその変な方に当てはまってしまっただけなのでしょうね。



ちなみに人に死ねばいいとか言っちゃだめですよ。
私に、あんたが死ねばよかったのに、と言った従姉妹はその数年後交通事故にあってそのまま寝たきりになったそうです。いま、生きてるかどうかしらないけど。

そこは身体を張って教えてくれたんだなー。んー。